【DropBox】DropBoxの復元不可能な完全削除について>新しいバソコンで設定をしていたらDropBoxのファイルが全て消えた

SOS電話相談でDropBoxのデータが消えてしまったとのこと・・これは一大事!困ったわぁ

DropBoxのデータが空になってしまいました。どうしたらいいでしょう?

状況を詳しく教えてください。

社内の複数のパソコンでDropBoxを使ってファイルを共有しています。
新しいパソコンを購入して、DropBoxの設定をしている途中に、何か警告が出てきたのですが、よく読まずに、クリックして先に進んだところ、共有していたDropBoxのデータが消えてしまいました。
DropBoxのどこかにデータが残っていると思って、復元しようしているのですが、できないので困っています。

一緒に検索エンジンなどで調べてみましょう。

目次

調査開始

今回の事例と似ている事例

【至急】完全に削除したファイルの復元について

Mac使用。

Dropboxはベーシックプラン利用。

【発生した事象】

会社で必要がありDropboxのappをダウンロードし、誤ってPC上のデータも完全に削除してしまいました。

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【経緯】

会社の共有アカウントでログインしたところ

私のPCのデータ(デスクトップ/ドキュメント/ダウンロードフォルダ)が同期してしまい

Dropbox上に「MY●●」というフォルダ?ができました。

Dropboxからこのフォルダを削除するため同期を一時停止し(なぜか一時停止しかできませんでした)、

「MY●●」フォルダごと削除したかったのですができず、

フォルダ内のファイルを選択し「削除」→「完全に削除」しました。

すると私のPC上からも(デスクトップ/ドキュメント/ダウンロードフォルダ)が削除されてしまいました。

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【希望】

削除したデータを復元したい。

Dropboxの仕様上「完全削除した」データの復元はできないということですが、

もしなんらかの手段をご存知なら教えてください。

また現在もDropbox上に「MY●●」というフォルダ?が残ったままになっており、

中身は空ですがこのフォルダも削除したいです。

ドロップボックスのコミュニティより

この質問に対するDropbox Staffの回答です

Dropbox Staff

完全に削除は復元を不可とするための操作です。これはユーザーの忘れられる権利を保証するための機能となります。

削除を行われたのが3日以内であれば、キャッシュでファイルを見つけて復元する方法が有効かもしれません。

キャッシュ フォルダを消去するの手順でキャッシュフォルダへ移動するところまで進んでみてください。そこからファイルをご希望の場所へ移動してください。

なお、 パソコンのバックアップ機能をオンにすると、指定したOS上のフォルダがDropboxフォルダへ移動します。これによりDropboxでバックアップすることが可能となります。指定したフォルダを元の場所に戻したい場合は、この機能をオフにする手順の中で[PC/Mac 上のフォルダにコンテンツを維持する]を選んでください。

ドロップボックスのコミュニティより

推論

DropBoxには、削除したファイルを復活する機能や巻き戻しという機能があるので、うっかりミスなどをして万が一の場合にも、安心だ、と考えがちです。

しかし、他方で、クラウドにあるデータが残っていると困る場合もありますし、残したくない、という場合もあります。

そのために、復活できないような完全削除のツールがある、というのも納得できます。

ただ、問題なのは、うっかりミスで、この完全削除のツールを使ってしまった場合です。

結局は、最後の最後は、うっかりミスで、大切なデータを失う、という危険性がある、ということです。

今回、どうい作業をしたか、作業者本人も記憶がおぼろげなので断言はできませんが、いろいろ聞いてみると復元不可の完全削除をしてしまった可能性が高いようでした。

ちなみに、参考事例の質問者は、下記のように答えて、この質問を解決済にしています。

事例の質問者の最終発言

ありがとうございます。

キャッシュを確認したところすべて空だったため、

データ復元は諦めることにしました。

丁寧にご回答くださりありがとうございます。

ドロップボックスのコミュニティより

結論

聞き取り調査からの結論としては、今回の事例は、ドロップボックスのコミュニティでの事例と同じだとすると、復元はできない、となります。

ここでの結論は、「完全に削除」したという前提です。

「完全に削除」してなくて、実は、復元できる、という可能性はゼロではない、ということを念のためお伝えしておきます。

私自身、DropBoxの復元機能を含めていろいろな機能を全て理解できないるわけではありません。

データの復元を諦めるわけにはいかない、という方は、DropBoxの専門家にご相談されることをお勧めします。

最後に

クラウドの怖さ

皆さんは、2012年に起きた「レンタルサーバー会社のファーストサーバ(大阪市)で起きた「データ消失」事故」をご存じですか。

事故の概略

 クラウドに預けていたデータが、「雲」が消えるかのごとく消失してしまった20日17時頃、レンタルサーバー会社のファーストサーバ(大阪市)で起きた「データ消失」事故。その深刻な状況が日を追うごとに明らかになってきている。被害にあった顧客件数は5698件で、ほとんどが復旧不可能な状態。ウェブサイトやメールに加え、顧客情報やスケジュールなど多種多様なデータが失われ、業務が止まった企業からは悲痛な叫びが聞こえてくる。

ファーストサーバ障害、深刻化する大規模「データ消失」
ヤフー子会社、クラウド時代の盲点を露呈(ネット事件簿)

この事故は衝撃的でしたが、クラウドという言葉が一般的になる前から、このような事故は予測されていたことでした。

パソコンの仕事をしていて気になるのは「パソコンは壊れない」とか「クラウドを使っているのでデータは安心、安全」という無責任ともいえる会話です。

私は「パソコンは壊れるもの」、「クラウドを使っているからデータは不安で危険」と考えています。

「パソコンは壊れるもの」だから、データのバックアップは重要、と考えています。

「クラウドは決して完全なものではない」ので、万が一のことを考えて、別の方法を併用して、データの保護が必要と考えています。

「不安だから、危険だから、怖いから」使わない、ではなく、「不安だから、危険だから、怖いから」万が一のことを考えて、別の有効な方法を考えましょう、という発想が大事です。

何でもスマホや電子化、デジタルに依存するのは、万が一のときにとても危険で恐ろしいことだ、ということを常に念頭において、その上で有効活用していくのが大切だと思います。

でも、やっばり諦めきれないですね・・・

Windowsでごみ箱を空にしても、復活ソフトで復元がでることがあります。

今回のDropBoxについても、今の時点で私が知らないだけだったらごめんなさい・・・。

何か裏技的なやり方や、実は正規の復元方法があって、復元できるといいのですが・・・・。

今後、もし、復元方法が見つかったらご報告します。

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