NECノートパソコンの修理依頼を受けました
先週、NECのノートパソコンの修理依頼を受けました。症状としては、数日前まではバッテリーの充電ができていたのに、いきなり充電ができなくなり、残量が0%のまま。ACアダプターを使用しても数分で電源が落ちてしまうというものです。
さらに詳しく聞くと、このノートパソコンはテンキー付きのタイプですが、テンキーの数字の2が反応しないとのこと。また、キーボードの上段の数字キーのうち、反応するのは数字の5と6のみで、それ以外の数字は反応しないとのことでした。
このノートパソコンでの作業内容は、見積書や請求書の作成であり、数字を多く打つ機会が多いそうです。聞き取り調査の結果、その社員さんは非常に仕事熱心で優秀で、パソコンを人一倍使いこなしているということが分かりました。
バッテリーの充電ができないという点については、機械的、電気的な問題でよく分かりませんが、少なくともキーボードが使えなくなるという点は致命的な症状だと思います。
ちなみにバッテリーについては交換修理が可能ですが、キーボードの交換作業はYouTubeで見たところ、かなり厄介だということが分かりました。
NEC PC NS700KAW キーボード交換 分解 Disassembly
パソコンの買い替え候補
最終的には修理ではなく、パソコンの買い替えという選択肢もあるので、次のノートパソコンの候補を説明しました。
私自身も何台もノートパソコンを使ってきましたが、安心して使えるのはパナソニックのレッツノートとデル製のノートパソコンでした。
パナソニック レッツノートの実績
約20年前に最初に購入したレッツノートは特注で35万円くらいの価格でした。当時は贅沢かなとも思いましたが、訪問先のトラブルで何度もこのレッツノートに助けられ、約7年間一度もトラブルなく大活躍してくれました。
途中で社内での動画編集のために性能の高いデル製のノートパソコンを中古で購入しましたが、これも期待通りの働きをしてくれました。現在は2台目のレッツノートを愛用していますが、キーボードは若干黄ばんでくるぐらい使っていますが、外出先の仕事場では酷使していますが、しっかりと働いてくれています。
この2台のノートパソコンについて言うと、満員電車でかなりの圧を受けることが何度もありました。表面は若干デコボコしていますが、本体の性能には悪影響はありません。キーボードのトラブルも一度もありません。
ノートパソコンの信頼性
少なくとも外の現場で使うノートパソコンの条件は信頼性だと思います。信頼性とは丈夫で壊れないことです。そしてバッテリーが長持ちして交換できることです。ACアダプターを常に使える環境とは限らないからです。
今回のNECのパソコンを見て思ったのは、見た目は真っ白で一見スマートですが、バッテリーが内蔵されていて一般の人では交換ができません。さらに、いきなりバッテリーが使えなくなる事態はとんでもないことです。いくら見積書や請求書を作成するのに数字キーを多く使っていても、これだけ多くのキーが使えなくなるのは異常です。
キーボードは1つでも使えなくなったら役に立たないので、壊れないというのは絶対条件です。つまり、NECのパソコンは一見スマートで綺麗なので買った時は満足できるかもしれませんが、時間が経つにつれボロが出ると感じました。
レッツノートの推薦理由
責任を持ってノートパソコンを勧める際に、NECのパソコンはおすすめできません。NECのノートパソコンが純日本製と思っている方が多いですが、そうではありません。次の動画を見ると、状況を理解できます。
【中国レノボとの合弁企業】レノボは駄目でNECや富士通のパソコンは良いのでしょうか?【Lenovo】
大切なのは、どのメーカーが良くないかではなく、どのメーカーがなぜ良いのかです。パナソニックのレッツノートがお薦めなのは、上記の欠点を克服して、安心できる国産のノートパソコンだからです。
具体的には、次の動画を見ていただければ納得していただけると思います。
今回のバッテリーに関しては、交換が自分でできるので心配ありません。キーボードが壊れる点も十分配慮されていますので安心です。
レッツノートの頑丈試験 CF-XZシリーズ【パナソニック公式】
ちなみに、私の持っているレッツノートと形も見た目もほとんど同じですが、最近の機種はまるでおもちゃのように軽いです。それでいて丈夫なのですから、恐れ入ります。
見た目はおしゃれではないかもしれませんが、私の1台目はカラーの天板にしたので、とてもかっこ良かったです。
他のメーカーが良くないということを言うつもりはありません。
ただ、今回のようなトラブルのあったノートパソコンを預かると、レッツノートはやはりいいなぁと思うので、皆さんにもお伝えしたいというのが今回の記事の内容でした。