この数日、Windows10のパソコンを起動した直後に、Edgeのアップデートの画面が表示されるようになりました。
困ったことに、Windows10のアップデートのたびに、何かしらの不具合が発生するのですが、今回は、会社の仕事で使うインターネットバンキングが使えないので深刻です。
症状としては、Edgeをたちあげて10秒位するとEdgeが閉じられてしまう、という内容です。
【対策その1】ブラウザをEdgeでなくChromeに変更する
動作環境
実は、Windows10のパソコンでは、いつもはChromeを使っているのですが、三菱銀行のインターネットバンキングを使うときだけ、Edgeを使っていました。
ところが、Chromeも使える、というので試したところ、問題なく三菱UFJ銀行の法人用インターネットバンキング(BizSTATION)の管理画面にログインできましたので、今後は、トラブルの多いEdgeは使わずに、Chrome一本でいくことにしました。
【対策その2】他のパソコンで三菱UFJ銀行の法人用インターネットバンキング(BizSTATION)を使えるようにする
三菱UFJ銀行の法人用インターネットバンキング(BizSTATION)は、複数の利用者がいる場合、ワンタイムパスワードカードも人数分発行してくれます。
https://bizstation.bk.mufg.jp/info/150309_b.html
1台だけだと今回のようなトラブルのときに困りますので、複数のパソコンで使えるようにしています。
ただ、登録が1台のみで緊急で別のパソコンで使えるようにする、という方法もあります。
その場合、インターネットバンキングを利用するパソコンごとに、電子証明書の登録が必要になりますが、この手続が、昨年から少し変更になったみたいなので、この点だけ備忘録はとして記載しておきます。
各OS・ブラウザごとの初期設定・留意点
「BizSTATION電子証明書取得用ツール」をダウンロードして、起動しながらの設定が必要
電子証明書の取得について
BizSTATION電子証明書取得用ツールを起動させた後の電子証明書の取得は、従来と同じでした。
https://bizstation.bk.mufg.jp/index2.html
新規にEdgeを使ってBizSTATIONを使う場合のチェックポイント
初期設定手順書(Microsoft Edge/Google Chrome用)
Chromeの場合は必要ありませんが、Edgeの場合は、「設定」から「規定のブラウザ」の画面で、「Internet Explorerの互換性」という項目が「規定」になっているか、チェックが必要です。
ワンタイムパスワードカードの数字を入れてエラーが出る場合
過去にワンタイムパスワードカードの数字が正しいのに、エラーが表示されてしまうことがありました。
この原因としては、2つありました。
- 一つは、ワンタイムパスワードカードを間違っていた場合でした。
ワンタイムパスワードカードの裏の一番下のカード番号を控えておけば確認できますが、複数カードがある場合は、カードの裏にラベル用紙などにどのパソコン用かを記載しておけば防げます。 - 二つは、ワンタイムパスワードカードの時計が狂っている場合です。
入力を間違えたようなエラーが何度も表示されると不安になりますが、このエラーは、「パスワード」の入力の間違い(エラー)とは違って、心配いりません。
ワンタイムパスワードカードの液晶の表示が消えたら、再び、「1」を押して、表示された数字を何度か入れると、時間修正のための画面が出てきます。
この画面をクリアすれば、ワンタイムパスワードカードの時刻修正が完了して、エラーは出なくなります。
なお、管理画面にログインする際にも、同じことが起きることがありますが、管理画面でワンタイムパスワードが要求されるのは、正しいログインパスワードを入力した後で、このワンタイムパスワードカードのエラーとは別物です。
まとめ
昨年、三菱UFJ銀行の法人用インターネットバンキング(BizSTATION)の仕様変更の便りがきたときは、少し混乱がありましたが、結局、機能が追加された(サービスのサイトが増えた)というイメージで、その後は大きなトラブルはありません。
むしろ、トラブルの原因は、インターネットバンキングを利用するためのブラウザのIEと後継のEdgeでした。
しかし、今回、Edgeの他、Chromeでも使える、ということがわかった、本当によかったです。
なお、Firefoxも使えるとありますが、バージョンアップで使えなくなると困るので、インターネットバンキングでは、Firefoxは、使用していません。
今回、ポイントだけですが、お役にたてれば幸いです。