企業イメージを悪くしている0570の電話番号

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割高な通話料、「かけ放題」適用外…企業や行政の案内電話に「0570・ナビダイヤル」が増えている訳

通話料が割高な「0570」しかないことも…コロナ禍ではワクチン接種の予約で社会問題に

最近の企業や国・自治体などの問い合わせ・相談窓口に、電話番号「0570」で始まるナビダイヤルの導入が増えている。そこに電話をかけると、最初は音声ガイダンスで始まることが多く、時間の経過で通話料が加算されていく。携帯電話会社が提供する定額サービス「かけ放題」の対象外でもあり、発信者には不満もある。ナビダイヤル導入が増える背景には、どんな事情があるのだろうか。

ナビダイヤルは通話料が高いと、インターネット上に不満を書き込む人が少なくない。関西在住の男性は、3年ほど前にこんなことがあったという。頼んでもいない広告パンフレットが郵送されてくるようになった。郵送を止めてもらおうと指定の窓口に電話した。その電話番号が「0570」から始まり、こんな音声アナウンスが流れた。

「ナビダイヤルでおつなぎします。**秒ごとに、およそ**円でご利用いただけます」

一方的なパンフレットの郵送を止めるために電話をかけさせられ、通話料が数百円にもなったという。この男性にとっては、とんだ「災難」となった。

引用元:https://friday.kodansha.co.jp/article/368468

電話をかけようとして、0570ではじまる電話番号だと、電話をかけるのを中止してしまいます。

ナビダイヤルの導入が増えている理由は、「人手不足」「クレーマー対策」!?

そんなナビダイヤルの導入がなぜか増えているという。いったい導入者にどんなメリットがあるのか。通信業界に詳しいスマホ・ケータイ・ジャーナリストの石川温さんは次のようにみている。

「苦情などの対応による長電話を排除できます。それが一番大きな理由ではないでしょうか」

企業や公的機関は問い合わせや相談窓口を設ける必要があり、電話対応に長電話をする人もいる。本当に電話で話す必要があり、内容が複雑で長くなる人もいれば、時間つぶしのように気軽に長電話をかけてくる人もいるとみられる。

一方、企業や公的機関は人手不足や人件費などの問題があり、電話対応に人手をそれほど割けなくなっている。通話料が高くなるナビダイヤルを導入すれば、本当に必要な人しか、電話をかけないということなのだろう。

しかし、本当に問い合わせや相談が必要な人には、通話料が高くなって困る。石川さんは、電話対応がナビダイヤルしかないことがあり、「問い合わせがしにくくなっている」と話す。

引用元:https://friday.kodansha.co.jp/article/368468?page=2

まさに、狙いとおりの結果ですね。

電話料金については、以前の0990という電話番号を思い出します。

ChatGPTに聞いてみました。

あなた

昔、0990という電話サービスがあって、NTTが1割近くの費用をとっていたと思います。 その料金の詳細を教えて日本語で

ChatGPT

0990番号は、かつて日本で利用されていたプレミアムレートサービス(情報料金サービス)の電話番号で、主にテレフォンサービスやダイヤルQ2などに使用されていました。このサービスでは、通話者が高額の通話料を支払い、その一部がサービス提供者に配分される仕組みでした。

NTTがこの種のサービスから受け取る費用の割合は、サービスによって異なる可能性がありますが、一般的には通話料の10%前後がNTTの収入として設定されていたと言われています。ただし、具体的な配分率は契約や時期によって変動することがあり、またサービス提供者とNTTとの間の契約詳細に依存します。

0990番号は、2014年にサービスが終了しましたが、その時に通常、高額な通話料が設定されており、その収入の一部がNTTに支払われることで、インフラの維持やサービスの提供が行われていました。興味がある場合は、過去の資料や報道リリースを参照するか、NTTに直接問い合わせることをお勧めします。

私も0990をパソコン通信の運営に利用していましたが、当時たしか、偽造テレカを使用して、NTTから費用をだまし取り手口が流行って、なくなった・・・というようなことを聞いたことがあります。

さて、0570ですが、利用者から徴収した電話料金は、誰に入るのでしょう?

フリーダイヤル0120の場合は、電話料金は電話を受けた側が負担しますよね。

電話料金、つまり通話料は、固定電話ならNTT、携帯電話だとキャリアなのでしょうか?

では、0570の場合は、通話料金は、電話をかけた側になります。

では、その通話料は、誰が受け取るのでしょう?

つまり、0570にして、儲かるのは誰か、ということです。

これも,ChatGPTに聞いてみました。

あなた

0570の通話料金は誰が受け取るのですか 日本語で

ChatGPT

0570の通話料金は、通話先の事業者が受け取ります。この番号はナビダイヤルとしても知られており、特定の事業者が指定したサービスセンターなどへのアクセスを提供します。利用者が0570番号に電話するときにかかる料金は、そのサービスを提供している企業や組織が受け取ることになります。ただし、料金の一部は電話会社による接続料としても使用されることがあります。通常、このタイプの番号は情報提供サービスや顧客サポート、予約受付などに利用されます。

0570を利用するときに、NTTコミュニケーションが受け取る費用はいくらですか(NTTコミニュケーションの利益はいくらですか) 日本語で


0570番号(ナビダイヤル)を利用する際のNTTコミュニケーションズの受け取る費用や利益については、公開されている具体的な金額はありません。通常、0570番号の料金体系は、通話者が支払う通話料の一部がサービスを提供する企業や組織に渡り、残りの一部が電話会社(この場合はNTTコミュニケーションズなど)に接続料として支払われます。しかし、これらの内訳や具体的な利益率は、契約内容やサービスによって異なり、詳細は非公開のことが多いです。

具体的な料金や利益に関する情報を知りたい場合は、NTTコミュニケーションズや関連するサービス提供企業に直接問い合わせるのが最も確実です。

改めてFRIDAYデジタルの記事から

ナビダイヤルのサービスを提供するのはNTTコミュニケーションズ。

そのホームページではナビダイヤルのさまざまなメリットを掲げて導入を促している。

挙げられているのは、次のようなものだ。

  • ・電話番号の対応窓口を「0570」に統一して、かかってきた電話を全国に複数ある拠点の対応先に割り振ることができる。
  • ・受付の用途別に「0570」に続く6桁の番号の使い分けもできる。
  • ・電話番号が「0120」で始まるフリーダイヤルは発信者でなく、受け手が通話料を負担するのに対して、「通話料金は発信者負担にしたい」という場合にいい。
  • ・多くの電話を効率的に受けられるように、問い合わせや相談の内容に応じ、発信者にシステム上で選んでもらって対応を振り分けられるほか、音声ガイダンス機能も活用できる。

NTTコミュニケーションズのナビダイヤル導入を促す広告サイトは、これらのメリットを掲げた後に、申し込みや問い合わせに電話で対応すると案内している。その電話番号は「0120」で始まるフリーダイヤルで、発信者に配慮した対応となっている。

0570にすると誰が儲かるのか?

TTコミュニケーションズの広報担当者の説明は…

携帯電話からナビダイヤルにかけた場合の通話料は、発信者が携帯電話会社に全額を支払う

NTTコミュニケーションズの広報担当者は「携帯電話会社に通話料を回収代行してもらい、全額を受け取ります」と説明する。

企業や公的機関の電話対応について、「03」のような一般的な電話番号だと話し中などでつながらないことがあるほか、たらい回しにされることもあるのに対し、ナビダイヤルなら、どんどんアクセスできる可能性があると、石川さんは話す。

たとえば、神戸市はQ&Aサイトで、総合コールセンターにナビダイヤルを導入した理由を説明している。石川さんが説明したような事情を挙げ、「結果的に市民のみなさまをお待たせすることが減るため、ナビダイヤルを導入しています」としている。

旅行会社の阪急交通社もサイトで、ナビダイヤル導入の理由を説明している。これまでは用途が異なる問い合わせが多数あり、電話がつながらず、利用者に迷惑をかけていた。だがナビダイヤルを導入することで問い合わせ内容別に専用回線を設けることが可能になり、音声ガイダンスにそって受付を行うことで混雑を緩和し、待たせることなく案内できるメリットがあるという。

今後も企業や、公的機関の問い合わせ・相談の電話対応にナビダイヤル導入が増えてきそうだ。電話対応する側のメリットはわかるが、発信する一般利用者には料金負担がかさむ。ナビダイヤルだけを窓口とせず、電話がつながりにくくても「03」など一般の電話番号の併用や、メール対応など複数ルートがあるといい。カスタマーサービスの効率化で、一般の利用者には受難の時代となっている。

「全額額を受け取ります」誰がその金額全部を受け取るの?

誰が「全額を受け取る」のか、がよくわかりません。

電話を受けた企業が受け取るなら、0990のときのようなイメージですね。

電話を受ける、というサービスに対して、電話をかけた人から電話料金で費用を受け取る、ということですね。

しかし、もし、この受け取るのが、NTTコミュニケーションだとすると、どうでしょう。

0570にして一番メリットがあるのは、NTTコミュニケーションということになります。

そして、もしそうだとすると、0570が増えている理由も、いい悪いの問題ではなく、理解できます。

そして、上でのNTTコミニュケーションの担当者の説明は、0570を増やすための営業トークと考えるとわかりやすい内容です。

ただ、どうしても、ここが、推測の世界で、いろいろ調べてもわからないのです。

0570の電話については、謎に包まれていて、検索しても、明確な回答が毎回得られず、もやもやのままです。

今回は、まだ謎のままで推測の範囲で問題提起と思って読んでください。

しかし、0570を使っている企業は、企業イメージが悪くなります。

逆に、フリーダイヤルでなくても、通常の固定電話を案内している企業などは、企業イメージがよくなり信頼感を増します。

もし仮に、0570の有料の通話料の全額がNTTコミニュケーションに入る、ということだったら、NTTコミニュケーションに対するイメージは○○です。

私の誤解かもしれないので、はやく正確な情報、本当のことを知りたいです。

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