走りながらでも手ぶれを抑える小型カメラ「Osmo Pocket 3」、3秒起動で機会逃さず
日常の出来事を動画として記録・編集し、動画サイトにアップロードするVlog(Video blog)が流行しつつある。Vlogはスマートフォンを利用すれば簡単に撮影できる。しかし片手でスマホを持ちながら撮影すると、手ぶれ補正機能を駆使しても動画に手ぶれや傾きが発生してしまう。
そこでジンバルカメラの出番となる。「スタビライザー」とも呼ばれるジンバルは、カメラ部分が上下左右に動くことでレンズの動きを抑える。手持ちの撮影はもちろんのこと、歩いたり走ったりしながら撮影しても上下左右の揺れを軽減できるので、スムーズに流れるような動画を撮影できる。また小型のジンバルカメラは、ポケットから取り出してすぐに動画を撮影できる。片手でマイクのように本体をつかめるので、別の行動をしながらでも撮影しやすい。
中国DJIの「Osmo Pocket」はジンバルカメラの先駆けといえる製品だ。筆者はDJIからOsmo Pocketの最新機種である「Osmo Pocket 3」を借りた。ここでは最新のジンバルカメラをレビューする。
出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00160/040200399/
価格に見合った価値はあり
Osmo Pocket 3の1つ前のモデルである「DJI Pocket 2」の価格は3万9600円(税込み)だ。Osmo Pocket 3の価格は7万4800円(税込み)なので、比較するととても高価に感じる。だが画質や音質は前モデルよりも向上していると実感した。暗所の撮影にも強い。画質や音質を考慮すると、Osmo Pocket 3の価格は安いとすら思える。
現在の私の手振れ防止カメラの第一候補
最近のハリウッドでは、iphoneを使って撮影している、ということを聞きました。
先日、さんまさんが、出川さんの番組に出演したときに、現場の撮影機器が、従来の大きなカメラでなくて、iphoneだったことに、半分冗談、半分本気で、「どういうことや!」と言っていました。
iphoneの手振れ機能のことは耳にしていましたが、自分が最近、従来のビデオカメラで撮影した動画の手振れが気になっていたところてので、表参道のアップルストアに寄って、最新のiphoneで手振れ防止機能を確認してきました。
型番の異なる4台が並んだ最新のiphone15を順番に手にとり、透明ガラスの向こう側の道路に映る景色を、わざとすごい勢いでブルブル手振れさせて、動画を撮影してみました。
まるで魔法の世界ですね。
手振れで撮影してるときの画面は、ブルブル振動がひどくで撮影している私も、画面の状況が判断できないほどでした。
ところが、このブルブル動画を再生したところ、振動がなく普通に再生されているんですね。
型番の違う4台のiphone15は、カメラ倍率こそ違っていますが、再生結果はどれも素晴らしい予想以上の内容でした。
ちなみに、隣の机に置いてあったipad miniで同じようにブルブル動画を撮影しましたが、なんと、ipad miniも手振れ防止になっていました。
Osmo Pocket 3の価格は7万4800円(税込み)ということなので、この製品、興味はありますが、今の段階では、やはり、iphoneを購入して、今のビデオカメラ代わりにするのがいいかな、と思っています。