【個人的感想】FAXのインクジェット式の複合機をエプソンVSブラザーで比較:EPSON EW-M674FT -VS- Brother MFC-J4443N

目次

■はじめに

私は以前までブラザーのファンでしたが、今回はややがっかりする内容になっています。これはあくまでも私個人の経験に基づく感想ですので、その点を踏まえてお読みください。

■FAXのインクジェット式複合機の購入を依頼されました

知り合いからインクジェット式でFAX機能付きの複合機を選んでほしいと依頼を受けました。通販サイトでいろいろ調べましたが、よくわからなかったので、直接量販店に行って機種を確認してきました。

■機種の選定

プリンターについては、私は個人的な理由でキャノンは選択肢から外しています。

過去にキャノンのプリンターを使用した際、インクが出過ぎて大切な案内用の真っ白な封筒や用紙を台無しにした経験があるからです。

※今ではそういった問題は解消されているかもしれませんが、その時の大失敗がトラウマになっています。

今回の選択肢はエプソンとブラザーでした。

条件は、

  • FAX機能が付いていること
  • 大容量インクであること

の2点です。

絞り込んだのは、EPSON EW-M674FTBrother MFC-J4443Nでした。

■機種の比較

両者を比較して、最初に気になったのは、本体価格がエプソンよりブラザーの方が安かったことです。

また、ブラザーはインクの交換が簡単だという点がありました。

さらに、この時期はブラザーが最大6,000円のポイント還元を行っているという点も魅力的でした。

これに対して、エプソンは安心感と信頼感がありますが、ブラザーよりも本体価格が高く、インクの交換がボトルからの移し替えで若干難しいという点がありました。

■交換インクについて

ちなみに、購入時に交換インクについても確認しました。

エプソンの交換インクはボトル式で、インク量も多いと感じます。

しかし、ブラザーの方は、見た目が従来の普通のインクとあまり変わらないため、本当に大容量なのか不安を感じました。

そこで、量販店の店員に大容量であるにも関わらずインク量が少ないのではないかと質問したところ、従来のインクが500枚の印刷に対して、交換インクは6,000枚分であると説明されました。

これにより、交換インクの全体がインクタンクになっているという理解に至りました。

しかし、実はこれは私の早とちりでした。

■今回の機種選択の結論

次の点を考慮し、Brother MFC-J4443Nを購入することにしました。

  • インクの交換が簡単である点
  • 交換インクの量が十分であると感じた点
  • 機種本体の価格が安く初期費用を抑えられる点
  • そしてブラザーからの6,000ポイントの還元がある点

■ブラザーのプリンターの設置とインクについての驚き

ブラザーのプリンターを購入し、箱から取り出して設置を始めました。

箱を開けると、4色のインクカートリッジがすぐに目に入りました。

しかし、これらのカートリッジを見て、私は唖然としました。

インクカートリッジ全体がタンクになっていると思っていたのですが、実際には半透明の板があり、上げ底のような印象を受けました。つまり、タンクだと思っていた場所は、実際にはインクのタンクではなかったのです。

最初に透明の板の部分を透明のインクのタンクだと思い、メーカーが間違って空のインクカートリッジを入れたと勘違いしました。

そこで量販店に電話したところ、「まずはカートリッジをセットしてみてください」と言われました。

半信半疑でセットし、インクカートリッジの封を開けて下側を見ると、紙で隠された部分の下にインクと泡があるのが確認できました。

ほとんどインクの量がないと感じ、上げ底で騙されたと思い、怒りを覚えました。

最終的にセットアップを完了したところで、印刷できる枚数が1,000枚と表示されました。

量販店で聞いた話では、大容量インクの交換カートリッジは6,000枚印刷できるとのことでしたが、購入時についていたカートリッジはその印象と異なっていました。

その後、メーカーのサイトで調べたところ、どうやら価格の高い交換カートリッジだとタンクになっていて、いっぱいのインクが入っているみたいですね。

メーカーのサイト:MFC-J4443N NEW消耗品・オプション インクカートリッジ

■ブラザーへの率直な印象・感想

セットアップ中、ずっと詐欺に遭ったという不愉快な思いをしました。

さらに、6000ポイントを獲得することを期待していましたが、登録の段階で得られたのは300ポイントだけでした。

「最大6000ポイント」という表現に惑わされ、ブラザーの手法に失望を感じました。

結局、安いと思っていた本体価格と高価な交換インクを考えると、エプソンと価格的に大差なくなるのではないかと感じ、最初からエプソンにしておけばよかったと思いました。

■私のプリンターの利用歴

私はこれまでエプソン、キャノン、ブラザーのプリンターを使用してきました。

キャノンはインクの汚れの問題で選択肢から外れ、ブラザーは初めは好印象でしたが、今回の経験で見方が変わりました。

今現在、私はエプソンは大容量インクのプリンターを使用していますが、これで満足しています。

今回の経験では、ブラザーのインクカートリッジに関する誤解やポイント還元の不満などがあり、最終的にエプソンの方が良かったと感じています。

■まとめ

このレポートは私個人の感想です。

メーカーによって特徴が異なり、相性や好みもあると思います。

今回の経験では、ブラザーのプリンターに対する私の印象は大きく変わりました。

購入後の不満や誤解、そしてポイント還元の問題などがあり、結果として、最初からエプソンを選んでいれば良かったと感じています。

今後、ブラザーを選ぶことはないかもしれませんが、これはあくまで私の個人的な経験に基づくものです。皆さんのプリンター選びの参考になれば幸いです。

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