hostsファイルを使ってホームページの引っ越しをしていたらWordPressのインストールでエラーが発生

サーバーの引っ越しに伴いホームページを引越することになりました。

そこで、DNSが書き換えわる前に新しいサーバーの方でWordPressをインストールして引っ越しの準備をはじめました。

ところが、サーバーのWordPressの自動インストール機能を使ってインストールしたのに、下記ようなエラー画面が出てしまいました。

ここでの記述は、その原因と対策の記録です。

なお、ここでの説明には、ドメイン、URL、IPアドレスは、架空のものを使用しています。

架空のIPアドレスの使用については、下記を参考にさせてもらいました。

目次

DNS書き換え前に行った設定

hostsファイルの末尾に以下のような記述を追加しました。

hostsファイル

192.0.2.1 example.com

hostsファイルの場所・・・C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

hostsファイルをメモ帳を使って開く場合は、管理者権限で開かないと、保存ができません。

hostsファイルの中味

WordPressのインストール後に開いたプラウザの表示

URLの詳細を表示するとドメインに「www.」がついていました。

対策はhostsファイルに1行を追記

hostsファイル

192.0.2.1 example.com
192.0.2.1 www.example.com

hostsファイルの中味

原因と対策のまとめ

原因

https://exsample.com/だと開くのに、https://www.exsample.com/ だと開かない、という状況でした。

原因は、ホストファイルにwww.のアドレス(192.0.2.1 www.example.com)を記載していなかったからでした。

対策

hostsファイルに、「192.0.2.1 www.example.com」の1行を追加するだけです。

参考

WordPressの設定画面で、アドレスを変更したのですが、管理画面が開かなくなってしまいました。

この段階で焦ってしまって、どうしていいかわからなくなると思います。

そのまま放置してDNSが新しくなると、開くはずですが、それでは、引っ越しが間に合いませんからね。

つまりは、hostsファイル(C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts)に1行追加すれば解決、ということです。

新しいサーバーのDNSが反映したら、hostsファイルに追加した2行は、削除します。

番外編:Windows11のメモ帳が新しくなって使いにくくなった話

Windows 11で「メモ帳」を開くと、大幅な変更が加えられていることに気づきます。

コンテンツの自動保存機能や新しいファイルをタブで開く機能など、使い勝手が変更になっていますが、正直、とても使い勝手が悪く不便になってしまいました。

これらの機能を無効化する方法があるようですが、今回は、メモ帳の仕様が変更になっていることの指摘をして、この記事は終了いたします。

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