ChatGPTをドラえもんと考えると理解しやすい理由

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私がChatGPTをドラえもんを使って説明する理由

小学校に入学前の幼い子供に「ChatGPTを使って何かお願いしてみて」と言ってもわからないと思います。

しかし、「ドラえもんに何かお願いしてたごらん」と言えば、「ねぇねぇ、ドラえもんちゃん、私が素敵なお姫様になったお話作って」というようなお願いごとを言えると思います。

今回は、少し条件を加えてみましたが、イメージは伝わると思います。

条件も少なく短めに

幼稚園に通う女の子が、素敵なお姫様になったお話作って100文字くらいでやさしい言葉で

ある日、かわいい女の子が森で迷子になりました。不思議な蝶が現れ、お城へ連れて行ってくれました。お城で魔法のドレスを着た彼女は、美しいお姫様に変身!みんなが笑顔で祝いました。

少し条件を加えて文章をもっと長く

幼稚園に通う「さゆり」ちゃんという女の子が、素敵なお姫様になったお話を作って200文字くらいでやさしい表現で

さゆりちゃんは元気な幼稚園児で、お友達と遊ぶのが大好きでした。ある晴れた日、さゆりちゃんとお友達は公園で遊んでいました。突然、美しい蝶が現れ、さゆりちゃんを不思議なお城へ連れて行きました。

そのお城では、可愛い動物たちがお出迎えしてくれました。さゆりちゃんは、魔法のドレスを着せられ、素敵なお姫様に変身しました。みんなは「さゆり姫」と呼んで、お城でお祝いを始めました。

さゆりちゃんは、お姫様になった喜びをお友達にも分けてあげたくて、お城の動物たちと一緒に公園へ戻りました。お友達も驚いて喜び、さゆりちゃんと一緒にお城で楽しいお祝いを楽しみました。そして、さゆりちゃんはみんなと幸せなひとときを過ごしました。

この事例からわかること

「ドラえもん」を例にすると小さい子供でも、簡単にイメージができて、質問文も、大人顔負けの思いがけない内容になることもありえます。

小さい子供が、こんな発明品を作って、とChatGPTに質問文をいれると、とんでもない大ヒット商品が生まれる可能性だってあります。

小さい子供が理解できるのですから、大人なら、なおさら、理解できるはずです。

「わしゃ、パソコンなんて触ったことがないから、ChatGPTなんてもんは、わからんわい!」

こういうお年寄りでも、お孫さんと一緒に、「ドラえもんに質問するみたいにお願いごと言ってみて」となれば、必ず、ChatGPTのすごさがわかますし、自分たちのやりたいことができて、楽しんで使うようになると思います。

ChatGPTは、我が家にドラえもんがやってきた、と思えば、難しいことはないですよ、というのはこういう理由です。

ChatGPTの問題点、危険性、今後の課題なども、ドラえもんから自分たちで考えることができるはずです

ChatGPTがわかってくると、必ず、「ChatGPTを利用するのは危険だ」というような意見が出てきます。

そして、そのこと自体は、間違いではありませんが、問題は、そういう意見に対して、どういう方針でいくか、です。

次の質問に対して、人間の皆さんはどう答えますか?

「ドラえもんの漫画の主人公は誰?」

これは、別の観点でいうと、

パソコンと人間、どっちが主人公?

デジタルとアナログは、どっちが偉いの?

職人さんとロボット、どっちが上なの?

私の解答とそれに対する反応

アナログはご主人様、デジタルはご主人であるアナログに仕える忠実な僕

つまり、人間が主人公であり、人間の方が偉くて、職人さんの方が上、というのが私の解答です。

こういう解答に対して、よくある反応は、

時代遅れですね

ちなみに、ChatGPTの解答は、なるほど!と思いましたので、ご紹介します。

人間の私なんかより、バランス感覚が優れている、と感心してしまいました。

日本のドラえもんと言うアニメの主人公は誰ですかのび太くんですかドラえもんですかそれともその他の人ですか
わかりやすく見出しや項目などもつけて理由をつけて教えてくださいお願いします日本語で

日本のアニメ『ドラえもん』の主人公について説明いたします。見出しや項目を含めて、以下のようにまとめます。

  1. ドラえもん
  2. 野比のび太
  3. その他の登場人物
  4. 主人公とは

【1. ドラえもん】

ドラえもんは、本作品のタイトルにもなっているキャラクターで、22世紀から来た猫型ロボットです。彼は、未来の世界で困っている野比のび太の子孫からの依頼で、過去の世界にタイムスリップしてきました。ドラえもんは、ひみつ道具を使ってのび太を助け、物語の核心となる存在です。

【2. 野比のび太】

野比のび太は、ドラえもんの友達であり、物語の中心人物の一人です。彼は、学業成績があまりよくなく、運動も苦手な少年で、様々な問題に遭遇します。しかし、ドラえもんの助けを借りて、困難を乗り越えていく姿が描かれています。

【3. その他の登場人物】

ドラえもんと野比のび太の他にも、静香、剛田武(ジャイアン)、骨川スネ夫などのキャラクターが登場し、物語を盛り上げています。彼らは、のび太の友達やライバルとして、様々なエピソードで重要な役割を果たしています。

【4. 主人公とは】

「主人公」とは、物語の中心となるキャラクターを指します。『ドラえもん』においては、ドラえもんと野比のび太の両方が主人公と言えるでしょう。ドラえもんは物語のキーパーソンであり、のび太は成長の過程が描かれる主要なキャラクターです。従って、ドラえもんとのび太は共に主人公と考えられます。

ChatGPTの原本

ドラえもん=ChatGPT(デジタル)、のび太くん(アナログ)に置き換えると、これからのChatGPTなどのデジタル技術に対する考え、方針が見えてくると思います。

私も、ドラえもんあってののび太君、のび太君あってのドラえもんだと思いますので、なるほど、と思いました。

特に、「主人公」とは、というように概念を明確にした上であてはめているところは、ChatGPT君、お見事!と思いました。

アナログとデジタルとの関係も、同じで、どっちが上とかどっちが下ではなく、同じ目的・目標を達成するためのチームメンバーというのが、私の最終的な解答です。

何の迷いもなく、「デジタルの方が上、偉いに決まってるだろ」という考えで、ChatGPTを考えてしまうことは、危険であり、そもそも間違いだと思います。

最後に

WBCの侍ジャパンの大谷翔平選手をはじめ、チームの皆さんからは、感動と勇気をもらいました。

野球ゲーム=デジタルと、野球選手のWBCのゲーム=アナログも、デジタルとアナログの関係を考える上で、とても役立つ出来事だと思っています。

結局最後は、アナ ログに回帰して、両方の役割分担とバランスのとれた関係が人を幸せにすると思います。

ChatGPTで困ったら、「ChatGPTは、我が家にやってきたドラえもんだ!」と考えるのがコツだと思います!

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